オタクがオタクのために選んだオススメAmazonプライムビデオ20選(前編)

オタク(30代)(おっさん)(既婚)に「おう、映画のオタクならAmazonで見れるやつ教えてーな」と言われたので20本選んでみました。そのノリに対して20本挙げるのはキモオタクがやってしまいがちな供給過多。まあでも人によって好き嫌いはあるから、20本挙げれば数本は当たるやろみたいな、そんな軽いノリでいきます。

 ルール

①洋画・エンタメっぽいの中心

教えてケロって言ってきた友人の見てる映画からするに、どうも洋画のエンタメ話題作系が多そうだったのでそれ中心に選んでます。「君の名は。」が好きとか言ってるやつに「秒速5センチメートル」オススメだよ、とかいう頭狂ったことはしません。

②2000年代以降の作品に限る

これもオタクがやってしまいがちなんですが、「映画何オススメ?」って言われて「ショーシャンク」とか「セブン」とか言うのいい加減やめましょうホンマに。っていうかその手のド名作なら別にオレがオススメするまでもなくググりゃ出てくるだろ。

③自分が見た映画に限る

 「これええんちゃう、知らんけど」とかいう関西人のクソみたいなノリはしません。知らんけど。

なお番号はオススメ順とかではなく、だいたいのジャンル別に分けてます。それではやっていこうと思います。

1. 「エクスペンダブルズ」

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自らを消耗品と名乗り、鉄壁のチームワークを誇る精鋭部隊。ギャラは高いが仕事は確実、《エクスペンダブルズ》は傭兵業界にその名を轟かせる最強無敵の軍団だ。凶悪なソマリア武装海賊に拉致された人質を鮮やかに救出した彼らの次なる任務は、南米のヴィレーナという島国の軍事独裁政権を破壊させることだった。だが、その依頼にはかつてない危険と巨大な陰謀が待ち構えていた…。

B級映画界のスマブラ。頭空っぽにして見れる系。スタローンとかいう男めっちゃ好きなんだよね、よく口のマネしながら「エイドリアーーーーーーン」って叫んでる。相方はみんな大好きハゲことステイサム。脇にも本家ハゲことブルース・ウィリスとかシュワちゃんことターミネーターT800とか豪華メンバー。話はない。

もしこれが好きだったら「2」「3」見た後に「ロッキー」とか「メカニック」とか「大脱出」とかそっちの方に行けばいいと思う。

2. 「スプリット」

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脚本家・監督・製作者のM・ナイト・シャマランが贈るオリジナル・スリラー。1人の男の、謎だらけで分裂した心の奥底に踏み込んでいく。精神科医フレッチャー博士(ベティ・バックリー)は、患者のケビン(ジェームズ・マカヴォイ)に23人の人格が宿っていることを突き止める。

お前ハゲ大好きだなって言われそうなんだけど、2本目もハゲです。主演は「X-MEN」の若い頃のプロフェッサーXでお馴染みのジェームズ・マカヴォイ。この人本来めっちゃ演技派で、その演技力がいかんなく発揮されているのがこの「スプリット」って作品。監督は「シックス・センス」のM・ナイト・シャマランだけど、どんでん返し無くても普通に面白いよ。

実はこの作品続きものなので、もし面白かったら「アンブレイカブル」を見て更に今劇場で公開中の「ミスター・ガラス」を見るといいよ。

3. 「オール・ユー・ニード・イズ・キル

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戦う、死ぬ、目覚める―。何回死んでも、彼女を守って、世界を救え!

さあみんな大好きトム・クルーズ兄貴の作品がここで登場だ。なんてったってこのあらすじの適当さを見てくれよ。まあ大体あってんだけど、結局みんなトムが頑張ってりゃそれでいいってことなんだよな。

プライムビデオは謎にトム・クルーズを推しててやたらいろいろあるよ。例えば代表作「M:I」を見るなら「ゴースト・プロトコル」以降見とけばOK。ちょっと変わり種が欲しいなら「バリー・シール」とかもオススメ。

4. 「マグニフィセント・セブン

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アントン・フークワ監督が古典映画のストーリーを、現代の視点をもって描いた『マグニフィセント・セブン』。バーソロミュー・ボーグ(ピーター・サーズガード)の支配下で、ローズ・クリークの町の人々は絶望的な日々を送っていた。そんな中、町民のエマ・カレン(ヘイリー・ベネット)は賞金稼ぎのサム(デンゼル・ワシントン)を中心に、ギャンブラーのジョシュ(クリス・プラット)、流れ者、ガンの達人など7人のアウトローを雇った。町を守るために立ち上がった彼らは、いつしか自分たちの目的が金だけではなくなっている気付く。

もう好きしか言わないオタクと化してるんだけど、俺クリス・プラットニキも好きなんだよね。いかにも三枚目だけどやる時はすげーイケメンって感じでさ。ちなみに去年離婚したんだけど、今年に入ってシュワちゃんの娘と婚約したんだって。これエクスペンダブルズ入りやな。

あらすじ見てわかったと思うけど話は西部劇版「七人の侍」。2016年に見た映画の中でもかなり面白かったのを覚えてる。これが面白いと思ったら次何見るかはちょっとむずかしい。クリプラが好きになったらもうレンタルで「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」見とけって話にはなるんだけどね。

5. 「ゲット・アウト

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ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。

ホラーの中ではちょっと変わり種のこの作品を選んでみました。2017年に全米で話題になってアカデミー賞にもノミネートされた異色作。エンタメとして結構面白かったな、せっかくなら映画館のくらーい感じで見たいけどね。

ホラーは最近開拓してるんだけど、ぶっちゃけそんなに詳しくはない。プライムビデオにある中では「イット・フォローズ」あたりは結構オススメかな。

6. 「ナイトクローラー

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第87回 アカデミー賞脚本賞ノミネート!視聴率至上主義が生む戦慄の報道パパラッチ。ニュースが伝えるのは、真実か?

ちょっとダークな流れで選んでみようということでこの作品をチョイス。主演はジェイク・ギレンホール。この作品は脚本賞ノミネートってある通り、話がすごくよく出来てた印象。2015年くらいに劇場で見たのに未だに内容を思い出すくらい後を引く作品。

7. 「SCOOP!」

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かつて数々の伝説的スクープをモノにしてきた凄腕カメラマン・都城静(福山雅治)。しかし、その輝かしい業績も、現役の雑誌編集者たちにはほとんど知られてない。過去のある事件をきっかけに報道写真への情熱を失ってしまった静は、芸能スキャンダル専門のパパラッチに転身。それから何年もの間、自堕落な日々を過ごしてきたのだ。そんな彼に、再び転機が訪れる。ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP!」に配属されたばかりのド新人記者・行川野火(二階堂ふみ)とコンビを組まされる羽目になってしまったのである。案の定まったく噛み合わずケンカばかりの静と野火。ところが、この凸凹コンビが、まさかまさかの大活躍で独占スクープを連発!そしてついに、日本中が注目する重大事件が発生する…。

ナイトクローラー」ときたらこっちも挙げないとでしょ、ってことで日本版パパラッチのこの作品をあげてみた。最後に良かった大根仁って感じで、これ以降はさっぱりろくな映画作らなくなっちゃったんだけどね。福山はいつもどおりの福山といえばそうなんだけど、脇役で出てくるリリー・フランキーがめっちゃキチガイでやっぱこの人すげえなってなったよ。あと二階堂ふみは今の日本若手女優の中ではブッチギリで一番うまい女優だからちゃんとチェケラしないとダメ。

8. 「コクソン」

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平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいた噂が広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして必ず殺人を犯した村人は、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。事件を担当する村の警官ジョングは、ある日自分の娘に、殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く…

韓国映画も1本は、ということでこれを入れました。この映画はサスペンスというかホラーというか、ちょっとカテゴライズが難しい不思議な映画で、賛否両論出るのも分かるんだけど「なんかヤベえものを見た」感はすごいあった。韓国では大ヒットした結果、子供を躾けるのに「黙らないと國村隼が来るぞ」と言われたそうな。

韓国映画は全然見てなくて、人から聞いたレベルになってしまうけど「殺人の追憶」は面白いらしい。あと自分が見た中では「新感染」はめっちゃ面白かったがレンタル。

9. 「ウォーム・ボディーズ

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ゾンビとニンゲンが敵対する近未来―。ゾンビ男子Rは、ある日、襲撃するはずのニンゲン女子ジュリーにひと目ぼれをし、助けてしまう。最初は恐れをなし、徹底的に拒絶していたジュリーも、Rの不器用全開な純粋さや優しさに次第に心を開きはじめる。出会ってはいけなかった、けれど、うっかり出会ってしまった二人の恋。それは、最終型ゾンビの“ガイコツ”軍団、そしてニンゲンたちのリーダーでもあるジュリーの父親にとっても許されるものではなかった!彼らの恋は、ゾンビの死に絶えた“冷たい”ハートを打ち鳴らすことができるのか!?そして、終わりかけている世界に、もう一度“温かな”希望をよみがえらせることができるのか!?

ゾンビ×純愛っていうこれまた奇妙な作品。とりあえずゾンビ掛け合わせるのもうこれ実質ゾンビランドサガでしょ。主演のニコラス・ホルトくんは「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の彼。結構小さめの作品で頑張ってる。そういや「X-MEN」今年最新作だわね。

10.「セッション」

 

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2015年度アカデミー賞®のダークホースが、3冠を獲得!!名門音大に入学したドラマーと伝説の鬼教師の狂気のレッスンの果ての衝撃のセッションとはーー!?[才能]VS[狂気] この衝撃に、息をのむ。

前半最後の作品はこれで締めます。「ラ・ラ・ランド」のディミアン・チャゼル監督の出世作。劇場で見たときの衝撃度合いは今までの映画人生の中でもトップって言っていいくらいにヤバい映画だった。この監督見てると才能ってこえーわってなる。確かハーバード大学出てアカデミー賞最年少監督賞ですからね。凡人が束になっても天才には勝てない。そんな映画です。

後編に続く

10本書いて力尽きたので明日また書きます。アディオスアミーゴ。