オタクがオタクのために選んだオススメAmazonプライムビデオ20選(後編)

オタクに「コメディは?」って言われました。そんなものありません。

では後編言ってみようと思います。

11. 「バクマン。

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DEATH NOTE』の原作者・大場つぐみ小畑健による大人気コミックを、「モテキ」の大根仁監督が実写映画化。高い絵の才能を持つ高校生の真城最高(サイコー)は、同じクラスの秀才・高木秋人(シュージン)から一緒に漫画家になろうと誘われる。プロの漫画家だった叔父を過労で亡くした過去を持つ最高は漫画を描くことを拒否するが、想いを寄せる声優志望のクラスメイト・亜豆美保(アズキ)と交わした約束をきっかけに漫画家を目指すことに。週刊少年ジャンプでの連載を目標に漫画づくりに励む最高と秋人は、編集者・服部に見出され漫画家としての第一歩を踏み出す。しかし、そんな2人の前に同年代の天才漫画家・新妻エイジが現われる。

一番イケてたころの大根仁。マンガ原作の実写化って9割コケるんだけど、この「バクマン。」と「ちはやふる」に関しては普通に面白かった。役者はわたくしが大好きな佐藤健くんなんですけど、いい加減高校生とかキツイだろって感じの見た目です。ちなみに佐藤健が好きなのは性格悪そうなイケメンだからです。

12. 「ピッチ・パーフェクト

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ベカ(アナ・ケンドリック)は、人が歌うのを聴くよりヘッドホンで音楽を聴く方が好きな女の子。大学に入学したベカは何のクラブにも所属していなかったが、どういうわけか自分からは決して選ばないようなクラブに強引に入れられることに。意地悪な子、優しい子、変わった子。彼女たちに共通するのは、一緒に歌えば素晴らしいサウンドが生まれること。ベカの入部したアカペラ部は昔ながらのアレンジでハーモニーは完璧だったが、そこに彼女は新しさを取り入れる。

もう俺のコメディ力の限界だ。これで勘弁してくれ。アメリカで大ヒットになったものの日本ではそんなに話題にならなかった学園アカペラサークルもの。日本映画で言えば「チア☆ダン」とかそんなノリですよ(ちなみに「チア☆ダン」もPrimeで見れる)。主演のアナ・ケンドリックの歌が引くほど上手い。続編もあって、「2」は面白かった。「3」は見てないけど海外評価は酷評気味。

13. 「映画ビリギャル」

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 さやか(有村架純)は高校2年生。中学入学以来、全く勉強をしなかったので、ついに成績は学年ビリ。いくらなんでもこのままではマズイと思ったのか、そんな女の子が学習塾にやってきた。でもその姿は金髪、ヘソだし、超ミニスカのギャルメイク。対応した塾講師の坪田(伊藤淳史)もびっくりの彼女の知識は小4レベル。聖徳太子を「セイトクタコ」と読み、東西南北も分からない。それでも夢は大きく第1志望はチョー難関の慶應大学!(←ゼッタイ無理!)「さやかが慶應なんてチョーウケる~!」。こうしてノリで二人三脚の受験勉強がはじまった!夜も寝ないで頑張るさやかだが、偏差値70の慶應は甘くない。周囲からはののしられ、成績は伸びず、友達とも遊べない。それでも支えてくれる周囲の人たちのため、さやかは慶應合格に向け走り続ける。

有村架純めっちゃすきです。ちなみに理由は性格悪そうな可愛い女の子だからです。TBSの映画だけあって、雰囲気的には「電車男」とかそっちの感じがある。っていうか伊藤淳史だし。期待はしてなかったけど割とおもしろかった。有村架純かわいいし。

14. 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました

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一流レストランの料理人カール・キャスパーはオーナーと衝突。創造性に欠ける料理を作ることを拒み、店を辞めてしまう。マイアミに行ったカールは、とてもおいしいキューバサンドイッチと出会い、元妻や友人、息子らとフードトラックでサンドイッチの移動販売を始めることにする。

「アイアンマン」のジョン・ファヴローが、「アイアンマン3」の監督を降りて作ったのがこの映画。笑いあり涙ありのハートフルなグルメ映画で完成度オススメ度ともにメチャクチャ高い。なんも映画知らん人に一本勧めるならこの「シェフ」選んどけば通ぶれるし最適。

15. 「シング・ストリート 未来へのうた」

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1985年、大不況のダブリン。人生14年、どん底を迎えるコナー。父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのPVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を撃ち抜かれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛練習&曲作りの日々が始まったー

音楽映画と言えばジョン・カーニー監督、こいつだけ覚えて帰ってくれればいいよ。この「シング・ストリート」は80年代アイルランドを舞台にした青春ムービー。女にモテたくてバンドを始めるってもうその設定だけで最高じゃないですか?最高ですよね。

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16. 「はじまりのうた BEGIN AGAIN」

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ニューヨークの街角を録音スタジオに!?ミュージシャンの彼デイブ(アダム・レヴィーン)に裏切られ、ライブハウスで歌う失意の主人公グレタ(キーラ・ナイトレイ)。偶然居合わせた落ちこぼれの音楽プロデューサーのダン(マーク・ラファロ)との出会いがデビューの話しへと発展するが、録音スタジオは、なんとニューヨークの街角!?!?路地裏、ビルの屋上、地下鉄のホームとゲリラレコーディングは実施され、この無謀な企画が小さな奇跡を起こし始める。そしてアルバムが完成したその日、誰もが予想できなかった最高の「はじまり」が待っていた。

みんな大好きジョン・カーニー監督よりもう1作品チョイス。こっちはちょっと大人なテイストで、ハルクことマーク・ラファロが出てるよ。マーク・ラファロありえん名優だからね、アベンジャーズなんか出てる場合じゃない。デートムービーに選ぶなら絶対コレだね。

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17. 「怪盗グルーの月泥棒」

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世界中で大ヒット!月まで届くアトラクション・ムービー登場! 子どもは笑って大人は泣いて。「アイス・エイジ」のスタッフが贈るハートフルアドベンチャー! ■全米興行オープニングNo.1の大ヒット! アニメーション全米ランキング、「トイ・ストーリー2」を抜いて歴代10位、全米3D映画ランキングでは、「ヒックとドラゴン」「シュレック フォーエバー」を抜いて歴代5位、という歴史に残る成績に。

アニメのオタクなのでアニメも一本は挙げておこうと思ったらマジでAmazonビデオのアニメ映画ラインナップ終わってたので一番マシなものを。正直イルミネーション・エンターテインメントの作品はちょっとアメリカナイズされすぎというか、日本人が見てスッと笑えるテイストが少ない。この「怪盗グルー」もその例に漏れないけど、イルミネーションの中では大分マシな方かな。

ちなみにイルミネーションで一番いいのは「シング/SING」。

18. 「パディントン

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イギリス・ロンドン。真っ赤な帽子を被った小さな紳士が、はるばるペルーから家を探しにやってきた。英国紳士らしく、とっても丁寧な言葉遣いで道行く人に話しかける彼だったが、なぜか誰からも相手にしてもらえない。それは・・・彼が“クマ”だから!やっと出会った親切なブラウン夫人に“パディントン”と名付けられ、都会暮らしを始めてみたけれど、野生の本能が邪魔してドタバタの連続!それでも、純粋で礼儀正しいパディントンは、はじめは煙たがっていた心配性のブラウンさんや子供たちとも仲良くなり、やがて街の人気者になっていく。しかし「いつまでもブラウン一家のお世話になっていられない」と、一人で家を探すことに。そんなある日、彼をつけ狙う謎の美女・ミリセントに誘拐されてしまう!果たしてパディントンは無事に家を見つけることができるのか?そして、そこには、もっと素敵な何かが待っていた・・・!

子供に見せたい映画ランキング1位。イギリスと言えば、ということで「ハリーポッター」のプロデューサーが制作をしているよ。この「1」もハートウォーミングという言葉が一番ふさわしい作品に仕上がってるんだけど、この作品の真価は「2」の方。この手の児童文学作品がメタスコア88叩き出すって普通に考えてありえないからね。まあでもレンタルなんですけどね。

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19. 「何者」

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朝井リョウ直木賞を受賞し、大きな話題を呼んだ原作の映画化作品。ひとつの部屋に集まった5人の男女。大学の演劇サークルに全力投球していた拓人。拓人がずっと前から片想いをしている瑞月。瑞月の元カレで、拓人とルームシェアをしている光太郎。拓人たちの部屋の上に住んでいる、瑞月の友達の理香。就活はしないと宣言する、理香と同棲中の隆良。理香の部屋を「就活対策本部」として定期的に集まる5人。それぞれが抱く思いが複雑に交錯し、徐々に人間関係が変化していく。「私、内定もらった…。」やがて「裏切り者」が現れたとき、これまで抑えられていた妬み、本音が露になっていく。人として誰が一番価値があるのか? そして自分はいったい「何者」なのか?

どうしてもチョイスしたかった、俺の人生ベストに入る映画。「良い映画」と「好きな映画」って区分が自分の中であって、これは決して「良い映画」ではないけれど、どうしようもなく「好きな映画」の部類。やっぱり映画の醍醐味ってのは、自分の価値観とか人生観に作品世界がオーバーラップしたとき、その瞬間、心揺さぶられるあの感じに全てが詰まってるんじゃないかって思うんだよね。そういった意味で、学生時代の俺にどうしようもなくハマってしまったというか。もう実質佐藤健だもんね。分かる分かる。

20.「ライオン/LION 25年目のただいま」

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オーストラリアで幸せに暮らす青年サルー。しかし、彼には隠された驚愕の過去があった。インドで生まれた彼は5歳の時に迷子になり、以来、家族と生き別れたままオーストラリアへ養子にだされたのだ。成人し、自分が幸せな生活を送れば送るほど募る、インドの家族への想い。人生を取り戻し未来への一歩を踏み出すため、そして母と兄に、あの日言えなかった“ただいま”を伝えるため、彼は遂に決意する。「家を探し出す―」と。

そういった意味で、最後は「好きな映画」でありながら「良い映画」でもあるこの作品を選びました。断言するけどこの中で一番エモい映画はこれ。俺は小さい頃に迷子になって途方に暮れながら10数キロ歩いた思い出を思い出して涙腺が壊死した。見てくださいよこのタイトル、「25年目のただいま」ってどんだけネタバレだよ。でもこの映画はネタバレしようがなんだろうが構わない、そこに至るまでのプロセスを描くことに全力を注いでいる。アカデミー賞作品賞ノミネートも頷ける、映画ってのはこうじゃなきゃとも思うくらい素晴らしい映画。

まとめ

全部は見なくていいけど、1本当たったら紹介料10万ください。以上。